佐賀)林業や木を使う大切さ知って 脊振で催し

 工作や伐採体験を通じて山や木に親しむ催しが11月25日、佐賀県神埼市脊振町広滝の佐藤木材製材所であった。同社とNPO法人「森林(もり)をつくろう」(同市)が林業の仕事や木を使う大切さを知ってもらおうと企画。親子連れなどが家具作りに挑戦した。シイタケを栽培する原木を切り倒す体験もあった。 参加者はスタッフの手を借りながら電動機械を操り、端材を使って好みの家具を作った。脊振小2年の高島奈々さん(8)はベンチに挑戦し、「きれいなベンチを作りたい」。地域の店が地元食材を提供するテントも出店され、にぎわった。 シイタケの原木を自分で伐採し、オーナーになる体験もあった。市内で焼き肉店「肉処(にくどころ)千里庵(せんりあん)」を営む竹本豊さん(36)は「店で使うシイタケを自分でつくりたい」と初めてチェーンソーを握り、指導を受けながらクヌギに刃を入れた。ドサッという音とともに木が地面に倒れると、見守っていた子どもたちから歓声が上がった。原木は乾燥させた後、春には菌を打ち込む予定。竹本さんは「かなり反動があり、イメージより難しかった。愛着を持てそう」と来年以降の収穫に期待した。(杉浦奈実)