沖縄)笑いと風刺で戦後史たどる 演劇集団が不条理劇

 演劇集団「創造」の劇、改訂版「タンメーたちの春」(主催・うるま市教育委員会、創造、共催・沖縄タイムス社)公演が1日、うるま市民芸術劇場で始まった。5人のタンメー(高齢男性)が笑いと風刺を込めて沖縄戦後史をたどる不条理劇に、観客は歓声と拍手を送った。 2016年初演の作品を大幅に改訂。新たにコザ騒動のエピソードや歌劇「中城情話」の寸劇を取り入れた。少年の心を忘れない5人の仲良し老人が、恋や冒険を交え、戦後沖縄の差別や現在も残る基地問題などの不条理をウチナーグチで笑い飛ばした。前回も鑑賞したという大野喜代子さん(72)=うるま市=は「アメリカ世の時代を思い出し、タンメーたちと同じ気持ちになった。今回も思い切り笑った」と話した。 2日は午後2時と6時半、同劇場で上演(チケットは完売)。13日は午後6時半から浦添市てだこ大ホールで公演がある。浦添市公演の入場料は一般前売り3千円。問い合わせは創造、電話090(2392)0804。(沖縄タイムス)