フィラデルフィア管弦楽団 声楽の魅力紹介

 京都コンサートホール(京都市左京区下鴨半木町)が2019年度の自主事業の内容を発表した。海外のオーケストラのほか、音楽の起源である「声」の魅力に注目。合唱、独唱など様々な声楽の公演を企画した。 海外オーケストラでは6月29日、クリスティアン・アルミンクさん指揮のベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団がブラームスの交響曲第1番、タン・ドゥンのギター協奏曲(独奏は鈴木大介さん)などを演奏。11月3日には米国の名門、フィラデルフィア管弦楽団がドボルザークの交響曲第9番「新世界より」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(独奏はハオチェン・チャンさん)を取り上げる。指揮はヤニック・ネゼセガンさん。 合唱では11月23日、世界トップクラスといわれるスウェーデン放送合唱団が広上淳一さん指揮の京都市交響楽団と共演。モーツァルトの「レクイエム」を歌う。 独唱では9月15日、日本を代表するソプラノ歌手の一人、森麻季さんが飯守泰次郎さん指揮の京響とベルディの歌劇「リゴレット」から「慕わしい人の名は」を共演。飯守さんが得意とするワーグナーの楽劇「ワルキューレ」から「ワルキューレの騎行」なども披露する。11月29日には京都出身のソプラノ歌手、谷村由美子さんが「聞かせてよ、愛の言葉を」と題し、プーランクの名曲「愛の小径(こみち)」などを聴かせる。12月21日にはドイツのアカペラ男声ユニット、クアルトナルのクリスマスコンサートがある。 このほか9月28日にバッハ国際コンクールの覇者、冨田一樹さんのオルガンコンサート、10月5日にはショパン国際ピリオド楽器コンクールで2位となったフォルテピアノ奏者、川口成彦さんがショパンの名曲を弾く公演がある。 問い合わせは同ホール(075・711・3231)へ。(大村治郎)