宮崎)西南戦争と都城の人々の関わりに焦点 歴史資料館

 宮崎県都城市都島町の都城歴史資料館で「西南戦争」展が開かれている。1877(明治10)年に西郷隆盛の軍隊が明治新政府軍と戦って敗れた西南戦争について、都城の人々との関わりを軸に、27点の展示資料をもとに紹介している。 市教委文化財課によると、明らかになっているだけで都城地域から西郷軍に2386人、政府軍に28人従軍。そのうち戦没者は西郷軍271人、政府軍14人だったという。同展では、市史・町史や石碑などから判明した従軍者・戦没者の名前を全員掲示してある。 また、戦争中に「速報」として、ほぼリアルタイムに刊行された錦絵を展示。都城での西郷軍の軍議を描いた錦絵では、西郷隆盛の周囲を村田新八らが取り囲んでいる様子が描かれている。ただし、文化財課によれば、都城に西郷軍が入ったことは間違いないが、西郷自身は入らなかったという。 田原坂(熊本県)の激戦の場面…