岡山)耐震化すれば築86年の外観が 県内最古の鉾立小

 瀬戸内海の青と児島半島の緑に挟まれた、細道や用水路が入り組む田園の中に、長さ約116メートルもの赤い屋根がまっすぐ一文字を描く校舎がある。 1932(昭和7)年、当時の鉾立村に建った県内最古の現役小学校舎だ。洋風の木造平屋で、長い建物の真ん中にピンク色の玄関ポーチがある。落成式の様子は新聞に「教育村はかがやく」という見出しで大きな写真を添えて報じられた。当時から地元自慢の建物だ。 玄関を入ると、左右にそれぞれ約40メートルの直線廊下が伸びる。徒競走ができそうだ。歴代の児童たちが丹念にぞうきんがけを続けた床板は、天井の照明を反射するほどぴかぴかで、滑りそうなほどつるつるだ。 大久保融(あきら)校長(58…