長崎)命運分けた夏場10試合 V・ファーレン今季回顧

 今季、J1に初参戦しながら、J2降格という結果に終わったV・ファーレン長崎。5月のリーグ戦中断時点は18チーム中15位だったが、8月に最下位に落ちると一度も浮上できなかった。リーグ戦が再開した7月中旬から8月末の10試合が命運を分けた。 J1昇格を果たした昨季の戦術で、中断までに5勝を挙げた。走りまくって攻守に数的優位をつくる「ハードワーク」を土台に、ボールを奪ったらすぐに前へ出る。相手の背後を狙う。言わば「V・ファーレン長崎のサッカー」だ。 高木琢也監督は中断期間に入り、それにボール保持を加えようとした。「5試合しか勝っていない。変化をつけたかった」。7~8月は暑いうえ、試合間隔が中3~5日と短い。ボールを保持する時間を増やすことで「ハードワーク」による体力の消費を抑え、不利な環境でも強みを発揮したいという狙いがあった。 チームとして成長しないとシー…