沖縄)久米島産の「惣慶もやし」、東京の高級店も注目

 久米島産のモヤシは「惣慶もやし」と呼ばれる。特定の品種やブランドの名ではなく、島唯一のモヤシ農家、惣慶長吉さん(69)が作ることから付いた通称だ。飲み水でも売られている沖縄県久米島町阿嘉の名水を使い、無農薬で育てる。長年、島の学校給食で親しまれ、東京の高級料理店からも引き合いがある。(南部報道部・堀川幸太郎) 惣慶もやしは臭みがなく、シャキシャキとした食感が特長だ。 町比嘉の儀間一美さん(52)はサラダで食べる。「歯触りが良く、うまみが豊か。オリーブオイルと塩だけでいける。冷蔵庫で10日くらいもつのもいい」。地元スーパーでは同じ重量比で他のモヤシより2割近く高値だが「惣慶さんの方から手に取る」と、島の味としての定着ぶりを証言する。 町仲泊で久米島そば店「やん小…