奈良)法隆寺で年に1度のお身拭い

 奈良県斑鳩町の法隆寺で8日、恒例の「お身拭い」があり、僧侶らが仏像にたまった1年間のほこりを払った。 午前10時、大野玄妙管長らが金堂で読経した後、厳かに作業を開始。参拝客が見守る中、釈迦三尊像(国宝)などの衣装のしわや指先まで、竹ざおの先に和紙をつけたはたきや、はけを使い丁寧にほこりを払った。その後もお堂を回り、大講堂の薬師三尊像、夢殿の救世(くせ)観音像(いずれも国宝)など、計23体の仏像を清めた。 埼玉県神川町から観光で訪れた会社員の矢島悠子さん(39)は「優しくほこりを落としていて、仏像も気持ちよさそうでした」と話していた。(佐藤栞)