広島)「歴史の本質見抜いて」 アーサー・ビナードさん

 旧日本軍による真珠湾攻撃から8日で77年。米国出身の詩人アーサー・ビナードさんが日米開戦の背景などについて話す催しが6日、広島市中区土橋町の「ソーシャルブックカフェ・ハチドリ舎」であった。 ビナードさんは集まった約30人に、1941年に米英に開戦を宣言した「開戦の詔書」を読んだことがあるか質問。ビナードさんは、詔書の中には「永遠の平和のため真珠湾を攻撃した」と解釈できる内容が含まれるとし、「世論の支持を得るためのPRだった」と話した。 日本では、日米開戦以降の歴史のみが注目されがちだとも指摘。「それまでの日本によるアジアへの加害の歴史を考えていない」と批判し、自らの目で歴史の本質を見抜くことの必要性を訴えた。 呉市の広田まり子さん(63)…