愛媛)県開発さくらひめ、北海道で栽培 通年出荷に道筋

 愛媛県が開発したデルフィニウムの新品種「さくらひめ」の栽培が、愛媛から遠く離れた北海道でも広がっている。夏の冷涼な気候を生かして、県産が出回らない夏から秋にかけて出荷しており、愛媛と北海道を合わせた通年出荷の体制が整いつつある。 さくらひめは、県農林水産研究所が10年以上かけて開発し、2015年に品種登録したデルフィニウム(キンポウゲ科)の新品種。青色っぽい花が咲くデルフィニウムが多い中で、サクラを思わせる淡いピンク色の花が特徴で、切り花としての花もちもよい。 県内では17年度、今治市や西条市などの40軒の農家が主に冬から春にかけて約4万本を出荷した。県産品の販路拡大などに取り組む県の専門部署「愛のくに えひめ営業本部」がさくらひめのイメージを生かした女性向けの新商品の開発も進めるなど、ブランドの売り込みにも力を入れる。 一方、北海道では数年前から、…